田村隆成「運命を拓く」

政治・経済などを占いの観点から研究しています。

NHK朝ドラ『わろてんか』吉本せいを占う

NHK朝ドラ「わろてんか」が3月31日でもって終了する。


このモデルは、今や芸能界を席巻する吉本興業グループを創業者である吉本せいモデルである。


吉本せい

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明治22年、1889年12月5日生まれ

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四柱推命で運勢を占って観ると、日干は乙日生まれで12月生まれで亥。

日支は卯。

「亥ー卯」「亥ー未ー卯」三合木局の半会であるので身旺である。

 

中心星は印綬ー比肩」

印綬は正財を嫌い、それを守る劫財、比肩を好む。

年柱には「偏財ー偏財」と並び若い時は、お金の苦労をしたであろう。

1912年大阪、天満八軒の一つ「第二文芸館」を買収、寄席経営を始める。

23歳の時である。

 

子供は二男六女の母。長男、長女、二女、四女は夭折。

印綬が中心星ということもあり、こども縁が薄い。

 

さらに0学占いでは氷王星。

夫、吉兵衛を35歳の背信の年に亡くし、それ以来、女興行師として切り盛りする。

 

吉本せいをモデルにした山崎豊子さんの小説が「花のれん」である。


せいの夫、吉本吉兵衛

明治19年、1886年4月5日生まれ。

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四柱推命では日干、乙日生まれ。

中心星「比肩ー印綬

もともとは、老舗の荒物問屋「箸吉」(はしきち)の五代目、四代目の父が商売上手。

一般の箸よりも3割ほど長い「お箸」をと主力商品とし、「お箸」を高級料亭に納めていた。

中心星が比肩であり、父親と関係が悪いこともあってか、次第に家業に身が入らなくなって芸人遊びに走るようになる。

人生とはわからないものである。

この芸人遊びがこうじて、ひょんなことから寄席経営を始めていくことになる。

 


今日の吉本興業を更に発展させたのは吉本せいの弟、林正之助である。

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1899年1月23日生まれ。

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風貌、豪快な性格からあだ名を「ライオン」と呼ばれていた。

創業者の吉本吉兵衛の死去後は、姉の吉本せいのもとで、実質、経営権を握っていたともいわれる。

 

わろてんかの出演者のみなさん、なごまして頂きありがとうございました。