田村隆成「運命を拓く」

政治・経済などを占いの観点から研究しています。

クリントン氏、大統領選撤退の危機

先回のブログで指摘したようにルビオの運勢は弱く、ルビオが自らの地盤であるフロリダで負け、事実上、大統領選挙から撤退した。

 

そして、クリントン民主党候補として当確のようであるが、下記のような情報のように極めて危うい状況になりつつある。

 

前回のブログで述べたように本年より真冬の真っ只中に突入、次から次へとアゲインストの風が吹き始めるだろう。

 

 

 *下記、今井澂氏のブログより一部引用

いまワシントンで起きている大事件を、日本のマスコミが全く報じないのはどういうわけだろう。不勉強なのか、それとも意図的に、か。

 

 このブログの読者、または私の著作をご覧の方は、「ベンガジゲート」を、またその派生スキャンダルにあたる「Eメールゲート」をご存じだろう。

 

 ヒラリー・クリントン国務長官が私的メールアドレスに国家機密を流した。しかもヒラリー側近は「最高機密」「極秘」の文字を削除していた、というからコトは重大である。FBIは調査中で、メールの中に国家機密が含まれていることを2月8日に発表した。ニューヨークポスト紙とTVがこれを確認した。

 

 このFBI調査がヒラリーと側近三人の起訴に進展すれば、大統領選挙戦から撤退しなければならなくなる。

 

 もちろん司法長官が起訴を認めず却下することもあり得る。となると大統領が犯罪容疑の元閣僚をかばうという重大問題に発展してしまう。出来るか、どうか。

 

 そこで急遽登場したのが「エリザベス・ウォーレンマサチューセッツ州選出上院議員を7月の民主党の党大会で候補として選出する」つまり「ブローカード・コンベンション」で党員が候補を直接選出、という奇手である。この人は66歳でヒラリーより2歳若く、母方にチェロキー族の血が入っている。

 

 貧困家庭に育ち13歳からウェートレスをして家計を支え、16歳で全米弁論大会で優勝し奨学金を得て大学に入り、2年後に結婚、二児をもうけてその後離婚、また勉強し直して学位を獲得、成績抜群で、何とハーバード大ロースクール教授、その後政界に入り、恵まれなかった少女時代、早婚・離婚経験、苦学を率直に語り人気がある。

 

 この人に最近オバマ政権やCIAから内政、外交のブリーフィングを受け始めたという情報がある。

 

 また民主党黒人議員の長老は10日にCNNで「ウォーレン候補が実現すれば電撃的効果が見込める」と発言した。

 

 ここで米国大統領選を見直す必要がある。

 

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