田村隆成「運命を拓く」

政治・経済などを占いの観点から研究しています。

【佐々木則夫氏】運気を失うべくしく失った東芝歴代社長たち②

2009年、西田厚聰氏から佐々木則夫氏に社長のバトンが渡された。

 

佐々木則夫氏

 

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1949年6月1日生まれ

 

丑年の「」生まれ。
西田厚聰氏と同じく「氷王星

 

*0生まれ・・・ドラマチックで浮き沈みの激しい運命を歩みやすい。自己矛盾を抱えてる人も多く、他人から不思議な人と思われることも。極端な天才肌でなくとも、才能をうまく生かせば大物になる器をもつ。
*氷王星・・・華やかで社交性が抜群だが、甘え体質の面倒くさがり屋な側面も。

 

 

佐々木氏は1949年生まれ。1972年に早稲田大学理工学部機械工学科を卒業後、東芝に入社。1995年に磯子エンジニアリングセンター原子力運転プラント設計部長に、2001年には原子力技師長に就く。2005年には執行役常務となり、2008年6月より取締役代表執行役副社長に就任している。

 

佐々木氏の社長就任時期は「」の時。

*o・・・季節に例えると「冬」。環境も厳しく、雪嵐の様にトラブルが襲いかかる。事業の失敗やリストラなど苦境に立たされやすい。積極的な行動と焦りは禁物な時期。

 

 

「0」の時の就任もあり西田と佐々木は業績の悪化もあり度々対立した。

 

 

佐々木則夫との対立
ーーー西田厚聡氏のWikipediaより抜粋ーーー
後任の東芝社長である佐々木則夫を当初は高く評価していたが、のちに反目しあうようになった。
会長であるにもかかわらず、後任の社長である佐々木の批判を公の場で繰り返したことから、両者の対立が注目されるようになった。
東芝の後任の社長を人選する際、西田は「この人以外にはいない」と述べて佐々木を推していた。
しかし、佐々木が社長に就任して以降、両者は対立しあうようになった。
2013年に佐々木の後任として田中久雄が社長に昇格することが発表されたが、その記者会見の場で、西田は田中に対し「東芝をもう一度、成長軌道に乗せて欲しい」と述べるなど、あたかも今までの佐々木の経営が失敗であったかのような口調で発言した。
これに対し、佐々木が「業績を回復し、成長軌道に乗せる私の役割は果たした」と反論するなど。
公の場で対立が露わになった。記者会見が終わったあとのぶら下がり取材でも、西田は「東芝の社長は幅広い事業領域をバランスよく舵取りでき、なおかつ豊富なグローバル経験を持った人がいい」などと発言し、原発一筋で国外経験の乏しい佐々木をくさしたため、それに対し佐々木が「西田さんも(キャリアは)パソコンばかり。そんなことを言ったら東芝の社長ができる人がいなくなる」などと反論した。
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不適切会計をめぐる報道の中で、西田氏と佐々木氏に確執があり、それが業績改善の圧力につながったという指摘もなされている。

 

元社長2人の対立で20万人東芝グループの危機;毎日新聞

 

西田との対立の中で西田と同じく業績改善の為、圧力をかけ2015年すべての役職を辞任。

 

次期社長は田中久雄になった。

 

 

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つづく・・・

 

東芝歴代社長◯

2005年(平成17年)6月 - 西田厚聰が社長に就任。

(再開年就任→0地点で退任)

 

2009年(平成21年)6月 - 佐々木則夫が社長に就任

(0年就任→決定年で退任)

 

2013年(平成25年)6月 - 田中久雄が社長に就任

 

2015年(平成27年)7月 - 室町正志が社長に就任

 

2016年(平成28年)6月 - 綱川智が社長に就任へ