スカーレットの主人公、神山清子さんの運勢
いよいよNHKの朝ドラ、スカーレットが三月三十一日で終了する。
ドラマでは陶芸にのめり込んでいく戸田恵梨香が演ずる川原喜美子。陶芸に命がけで壮絶な闘いをしていく姿。同じ陶芸家である夫とも陶芸に関する意見で離婚。
NHKの朝ドラに珍しい衝撃であった。神山清子さんの生涯を下敷きにしてかなり忠実に描いている。
残り二週間は息子、武志の慢性骨髄性白血病をめぐって骨髄移植に適合者を探して奔走。
現在も神山清子さんは滋賀県の骨髄バンクの代表になって活動している。
1936年8月2日生まれ。
日干、丙生まれ。旺の逆転により中心星は印綬ー印綬。通変星の調和は59歳から78歳まで続き、79歳以降は五行が調和している。
マヤ暦ではキン146で白い世界の橋渡し、黄色い種であり、くしくもゴッホと同じキン番号である。息子、武志と関わることにより白い世界の橋渡しの「死と再生」に関わったのであろう。
ちなみに神山清子さんこと川原喜美子さんの役を朝ドラで演じたのは戸田恵梨香さん。
1988年8月17日生まれでキン161赤い龍、赤い地球。神山清子さんとは神山さんの黄色い種と戸田恵梨香さんの赤い地球は神秘キンになっています。
四柱推命でも戸田恵梨香さんの中心星は偏印であり印綬もありなんとも神山清子さんと似ていると思います。これこそシンクロニシティではないでしょうか。
1988年8月17日戸田恵梨香さん
大運は逆行で9年立運です。
神山清子
神山 清子(こうやま きよこ、1936年8月2日[1] - )は、日本の陶芸家。滋賀県信楽を拠点にする日本の女性陶芸家の草分けで、日本国内の骨髄バンクの立ち上げにも尽力した[2][3]。
人物[編集]
1936年長崎県佐世保市生まれ[4][5]。和洋裁学校を卒業後、陶器の絵付け助手を始める[4][6]。1954年、陶器製造会社に「絵付け工」として就職するが[5]、27歳で独立し作陶を始める[4]。途絶えていた古信楽の再現に成功し、自然釉薬を使った陶芸の第一人者となる[7]。
30歳の頃、知人に勧められ公募展に出品すると入選し、当時まだ珍しかった女性陶芸家として、神山の名は全国に知れ渡った[5]。神山が作陶を始めたころは女性が窯場に入ると「穢れる」と言われ、窯焚きをする女性はいなかったが、神山の存在は後進の女性陶芸家に勇気を与えた[6]。
神山の長男賢一(同じく陶芸家[8])は、29歳のときに慢性骨髄性白血病であることが判明。神山はドナー探しに奔走し、賢一は骨髄移植によって一時は快方に向かったが、2年後に死去[4][6]。この経験から骨髄バンクの必要性を訴える活動を始め[6]、現在は「滋賀骨髄献血の和を広げる会」の代表を務めている[9]。
2002年9月、神山と賢一の闘病生活を描いた本『母さん子守歌うたって―寸越窯・いのちの記録』がひくまの出版より出版され、2005年1月22日には、この本を原作とした映画『火火』(高橋伴明監督)が公開される[3]。
2019年9月、神山の半生を参考にして作られるNHK連続テレビ小説『スカーレット』の放送が始まる[10]。神山はヒロイン「川原喜美子」のモデルではないが、神山を深く取材し、神山の子育てをしながら作陶する姿を大きく参考にしている[11]。なお、喜美子の陶芸作品はすべて神山から借りたものである[12]。
2019年9月25日、神山の半生を描いた伝記的小説『緋色のマドンナ 陶芸家・神山清子物語』がポプラ社より出版される[13][14]。
著作[編集]
雑誌[編集]
- 神山 清子「窯焚き (PDF) 」 『幼児の教育』第75巻第12号、日本幼稚園協会、1976年12月1日、 40-41頁、 ISSN 0289-0836、 NAID 120001931952、 OCLC 1050179757。
- 神山 清子、りん たいこ「問答有用(41)骨髄バンク立ち上げの立役者 陶芸家 神山清子「息子と陶芸に、生きる力をもらいました」」『エコノミスト』第83巻第8号、毎日新聞社、2005年2月8日、 42-45頁、 ISSN 0013-0621、 NAID 40006594581、 OCLC 605117184、 国立国会図書館書誌ID:7227211。
- 神山 清子「インタビュー 朝ドラ『スカーレット』の原点。作陶に命を燃やす女性陶芸家の素顔 信楽の火と土が、ここまで私を生かしてくれた」『婦人公論』第104巻第21号、中央公論新社、2019年11月12日、 48-52頁、 NAID 40022035805、 国立国会図書館書誌ID:030013087。
関連書籍[編集]
- 那須田稔、岸川悦子『母さん子守歌うたって - 寸越窯・いのちの記録』(2002年9月、ひくまの出版、ISBN 978-4-89317-294-5)
- 那須田淳『緋色のマドンナ 陶芸家・神山清子物語』(2019年9月、ポプラ社、ISBN 978-4-591-16361-0)
メディア出演[編集]
- 新日本紀行ふたたび〜NHKアーカイブス〜「親子の心 焼き物にこめて〜滋賀県甲賀市信楽町〜」(NHK総合、2006年〈平成18年〉11月25日)[7]
- ごきげんライフスタイル よ〜いドン!「となりの人間国宝さん 信楽ぶらり 女性陶芸家と息子が遺した器」(関西テレビ、2019年〈令和元年〉12月2日)[15]
- おとな旅あるき旅「朝ドラで注目の滋賀・信楽へ!陶芸の里で素敵な器と美味探し」(テレビ大阪、2020年〈令和2年〉1月25日)[16]
脚注[編集]
- ^ 『読売年鑑』読売新聞東京本社、2016年、2016年版、479頁。
- ^ “協会ニュース”. 日本陶磁協会 (2005年1月). 2020年1月26日閲覧。
- ^ a b 南 樹里 (2005年1月7日). “骨髄バンク設立に尽力した神山清子の半生から 『火火』で知る骨髄移植”. All About. 2020年1月26日閲覧。
- ^ a b c d “「バンク」登録へ力の限り”. 京都新聞 (京都新聞社). (2016年4月4日) 2020年1月26日閲覧。
- ^ a b c “新朝ドラヒロイン“モデル”陶芸家・神山清子さんの壮絶半生”. 女性自身. 光文社 (2019年11月27日). 2020年1月26日閲覧。
- ^ a b c d 清水貞次 (2014年9月2日). “大津・湖南5 女性陶芸家炎の生涯”. 読売新聞 (読売新聞社). オリジナルの2018年12月4日時点におけるアーカイブ。 2020年1月26日閲覧。
- ^ a b "親子の心 焼き物にこめて〜滋賀県甲賀市信楽町〜". 新日本紀行ふたたび〜NHKアーカイブス〜. NHK. NHK総合. 2006年11月25日放送. 2020年1月26日閲覧。
- ^ “プロフィール”. 工藤和彦のうつわ. 2020年1月26日閲覧。
- ^ “全国のボランティア団体”. 日本骨髄バンク. 2020年1月26日閲覧。
- ^ “来秋からのNHK朝ドラ「スカーレット」”. 時事ドットコム (時事通信社). (2018年12月3日). オリジナルの2018年12月4日時点におけるアーカイブ。 2020年1月26日閲覧。
- ^ “甲賀市長、朝ドラ決定に「発展に期待」”. Lmaga.jp(京阪神エルマガジン社). (2018年12月4日) 2020年1月26日閲覧。
- ^ 水橋文美江 (2020年2月29日). “喜美子の作品はすべて陶芸家の神山清子先生からお借りすることになりました”. Instagram. 2020年3月9日閲覧。
- ^ 那須田淳 (2019年9月29日). インタビュアー:立花もも. “朝ドラ「スカーレット」で話題! 女性陶芸家・神山清子の半生を描いた『緋色のマドンナ』作家・那須田淳インタビュー【前編】”. ダ・ヴィンチニュース(KADOKAWA.) 2020年2月27日閲覧。
- ^ 那須田淳 (2019年9月30日). インタビュアー:立花もも. “朝ドラ「スカーレット」で話題、注目の陶芸家! 男中心の世界で道を切り開いた神山清子のただならぬ才能とは?”. ダ・ヴィンチニュース (KADOKAWA.) 2020年2月27日閲覧。
- ^ “2019年12月02日のテレビ番組表(大阪・地上波1)”. 2020年1月26日閲覧。
- ^ "朝ドラで注目の滋賀・信楽へ!陶芸の里で素敵な器と美味探し". おとな旅あるき旅. テレビ東京系列. テレビ大阪. 2020年1月25日放送. 2020年1月26日閲覧。
外部リンク[編集]
- 寸越窯(ずんごえがま) - 信楽町観光協会による神山の陶房の紹介
- 神山清子 - allcin